タープの簡単な張り方を解説!
タープとテントの違い
キャンプが初めて、または初心者の方はテントとタープの違いが分からないという方も少なからずいると思います。 簡単に言うと、タープは屋根がメインでリビングような空間を作る役割、 テントは屋根と床があり身体を休める寝室空間のような役割があります。 基本的にタープは屋根になる大きな布とポールで作られていて、暑い日には日差しを防いでくれたり、 風が抜けるので自然の中にくつろげる空間を作ることができます。 一方のテントは屋根と床があり、タープよりも強度があるので雨や風を完全に防ぐことができ、 寝室のような安心できる空間を作ることが出来るのが特徴です。
タープの種類
タープは、キャンプシーンで日差しや雨から身を守り、快適な空間を作り出すための必須アイテムです。形状や素材など、様々な種類があり、キャンプスタイルや目的に合わせて選ぶことができます。
ヘキサタープ
ヘキサタープとは、六角形(=ヘキサゴン)型の1枚の布で屋根を作るタープを言います。 基本的な張り方から、天候や場所に合わせて様々な張り方ができるのが特徴です。 組立も簡単で友達やお子さんと一緒に数人で張るのが基本ですが、コツさえつかめば一人でも立てることができます。 家族やグループで使用しても十分なエリアを確保できるので、広々とした空間で自然の景色や空気を思う存分に味わうことができます。
LOGOS ロゴス neos LCドームFitヘキサタープ 4443-AI
家族やグループで使用しても十分な広さを確保したアレンジ自在のヘキサ型タープです。耐風性に優れ、リビングスペースの拡張にピッタリで、奥行きを440cmと広めにとっているのが特長です。シートは難燃性と防水性を兼ね備えています。
2日間3,740円(税込)~
レンタルをさらに詳しくタープ
4~5人に対応するスタンダードサイズ。キャンプ・レジャーなどの日除けとして最適です。設営・撤収も簡単、重さも約3kgなので持ち運びに最適です。
2日間2,200円(税込)~
レンタルをさらに詳しくスクリーンタープ
テントような形をした、布やメッシュなどで壁が付いたタープのことをスクリーンタープと言います。 ナイロン製の壁で囲むことで、屋外でも個室的な空間を作ることができます。 4面をメッシュにすれば虫よけや風除けにもなり、通気性も抜群で、 アウトドアの開放感がありながら、プライベートな空間も確保できる優れもののタープとなっています。
ワンタッチスクリーンタープ
キャンプ・レジャー・フリーマーケット・町内会など様々なフィールドで活躍!4面メッシュで虫の侵入を防ぐ事が出来ます。メッシュ部は全て巻き上げ可能。フレームの上部肩口にあるロック部はプルリングの採用で設営・収納が簡単・安全に行えます。
2日間5,500円(税込)~
レンタルをさらに詳しくタープを張るときのポイント
タープ設営は、場所や天候、タープの種類などによって、様々な工夫が必要になります。 これらのポイントを参考に、快適なキャンプを楽しんでください。
風向きを考える
タープはテントと比べ風に弱い特長を持っているので、設営するときは風が通り抜けるようにレイアウトするのがポイントです。 風上にタープのメインポールを立て、風下にその対角線上がくるように配置します。 強風にあおられればタープが崩れることもあるので、風の向きを考えることはとても大切です。
太陽の向きに気を付ける
タープを立てる目的は日よけのためであり、涼しい日陰をつくることです。 太陽の向きを考えずにタープを立ててしまうと、日差しを遮ることはくれません。 時間の経過に連れて太陽は西の方へ移動するので、初めに太陽の向きに気を付けて設置しておきましょう。
ペグが打ちやすく安定した場所
タープを安全にきれいに設置するには、石ころなどが多い場所を避け、なるべく平坦な場所を選びましょう。 水はけがよく、しっかりとペグが固定できる場所を選ぶことで、安定したタープを張ることができます。
タープの張り方
タープの張り方は、タープの種類や形状、設営場所、天候などによって様々です。しかし、基本的な手順は共通しています。
ヘキサタープの張り方
張る場所と方向を決めたら、屋根になるタープと組み立てたポールを地面に置き、タープとロープを結びます。 ペグを使ってロープを地面に固定し、ポールを1本ずつ立ち上げ、張り具合を調整しながら立てれば完成です。 何人かで張れば楽ですが、慣れれば一人でも設営することができます。
スクリーンタープの張り方
骨組みを広げて、壁になるスクリーンを取り付け、屋根になる布をかぶせていき固定していきます。 脚の部分を伸ばして立ち上げて高さを調整していき、スクリーンを足に固定します。 風で飛ばないようにペグで脚を固定し、ガイドロープも固定したら完成です。
ヘキサタープを張る際の手順
手順①
タープのシートを地面に広げます。 広げる際は日差しや風向きなどを考えて配置しましょう。 ポールはシートの中央折り目の延長線上に配置しておきます。 あらかじめポールを立てる位置に印をつけたり、ペグを打つ位置を考えておくと綺麗に張ることができます。
手順②
ポールにかかるロープのペグを打ちます。メインポールのペグはなるべく深く打ち込むようにしましょう。 立ち上げる際に抜けてしまう恐れがあるためです。このときのペグの打つ角度は45度~90度を目安に打ちましょう。
手順③
ポールをゆっくりと立てますが、このときポールを外側に角度をつけておくと倒れにくくなります。 反対側のポールも同様に自立させ、外側に傾斜させていたポールを内側に傾斜させます。 ロープの長さを調整して、タープがピンと張った状態にさせたら、ペグを深く打ち込んで固定します。 残りのロープを張って、最後に自在具を使ってロープの長さを調整してテンションをかけたら完成です。
まとめ
難しそうなイメージがあったタープの設置も、コツさえつかんでしまえば簡単に立てることができます。 慣れてきたら一人で張ることや、いろんなアレンジをした張り方にチャレンジしてみることもタープの楽しみ方の一つです。 気持ちいい風を感じながら、涼しい日陰でテーブルやチェアなどを置いてキャンプやバーベキューなどを楽しむことができるタープ。 自分の好みに合った快適なリビングを作ってアウトドアを楽しんでみてください。