【2024年最新】安いタープを選ぶポイントは？コスパ最強のおすすめ4選

耐久性の確認：長期使用に耐えるか

比較的安いタープを選んで購入してもすぐ壊れたりしてしまったらあまりコスパがいいとは言えません。安いタープを選ぶ際には素材や強度を確認しましょう。例えば素材の特徴を上げると、ポリエステルは軽量で扱いやすいですが、耐久性や通気性に劣る場合があります。コットンは耐久性が高く、自然な風合いが魅力ですが、重く乾きにくいというデメリットがあります。 ポールやペグの強度も確認しましょう。タープを支えるポールは、強風が吹いた際に折れないよう、丈夫な素材で作られているものを選びましょう。

付属品の不足に注意を払う

タープを設営する際に、タープ本体に加えて、様々な付属品が必要になります。これらの付属品は、タープをしっかりと固定し、快適な空間を作り出すために不可欠です。

ポール
役割: タープを支え、形状を保つための骨組み。
種類: アルミポール、カーボンポールなど。アルミポールは軽量で安価、カーボンポールは高強度で軽量。
選び方: タープのサイズや形状、設営する場所に合わせて選ぶ。

ペグ
役割: タープを地面に固定する。
種類: アルミペグ、スチールペグ、チタンペグなど。アルミペグは軽量で持ち運びやすく、スチールペグは強度が高い。
選び方: 地面の状態（柔らかい地面、硬い地面など）や天候に合わせて選ぶ。

ハンマー
役割: ペグを打ち込むための道具。
種類: アルミハンマー、スチールハンマーなど。アルミハンマーは軽量で持ち運びやすく、スチールハンマーは耐久性が高い。

保証やアフターサービスについて確認

購入してすぐに壊れてしまう可能性もあります。なので保証やアフターサービスがついているものを選びましょう。 保証対応は購入から一定期間内の製品の故障や不具合に対する対応、 タープのアフターサービスは修理やメンテナンスによって、長く使い続けることができます。

形状の選び方

タープの形状は、大きく分けて「オープンタープ」と「シェルター」の2つのタイプがあります。

どちらも屋外での日差しや雨から身を守るほか、アウトドアシーンでのリラックス空間を作ることが出来ますが、下記のように形状が異なります。

オープンタープはアウトドアシーンでのタープで多くの方がイメージする、もっともポピュラーな1枚布のタープです。 側面が解放されているので日差しや雨から身を守りながら解放感を味わうことができ、タープ単体以外にも、ドーム型テントとも特に相性が良く、ロープの張り方によって形状を自分好みにカスタムできるのが特徴です。

一方シェルターはテントのように布にポール通した、自立式のテントのようなタープです。 形状は正方形のみで自在にカスタムすることはできませんが、組み立てがとにかく手軽でだれでも簡単に設営ができるのが特徴です

使用人数の考慮

タープは、種類によって大きさが違うため、どのくらいの人数で使用するかも重要なポイントです。
使用する人数にあわせたサイズの目安は下記の通りです。

・ソロキャンプ（1人）　3×3m
・デュオキャンプ（2人）　4×4m
・ファミリーキャンプ（3～6人）5ｍ

大きいサイズは広くて開放的なのですが、シートサイズが大きくなるにつれ設営の手間がかかるほか、キャンプサイトを使用する場合は区画からはみ出してしまうケースも。 タープを選ぶ際は設営時のサイズを確認し、使用する人数や・設営スペースの広さも考慮して選びましょう。

素材の選び方

キャンプで快適に過ごすには、タープの素材も大きなポイント。タープの素材は大きく分けると以下の3種類に分かれます。

・ポリエステル＆ナイロン素材（合成繊維）
・TC素材（テクニカルコットン）
・コットン素材（綿）

素材ごとの特徴は以下の通りです。

・ポリエステル＆ナイロン素材（合成繊維）
3種類の中で1番軽量で持ち運びがしやすく、耐水圧が高く、速乾性に優れているので、雨などで濡れてもすぐ乾くのが特徴です。 ただし、耐火性が低いため、火には弱く、焚き火の火の粉などには注意が必要です。

・TC素材（テクニカルコットン）
コットン35％とポリエステル65％の比率の混合素材。ポリエステルの速乾性と耐水性、コットンの耐火性を兼ね備えているのが特徴で焚火を楽しみたい方に適した素材です。 ただし、ポリエステル生地のタープと比較すると重さが倍近くになるので注意が必要です。

・コットン素材（綿）
綿100％のコットン素材は、Ｔシャツなどの洋服と同じく、非常に吸湿性と通気性が良いのが特徴です。 3種類の中で一番火に強いのが特徴です。ただし、重量も1番重く、耐水性も低いので豪雨の日などは雨漏りに注意が必要です。

耐水圧について

キャンプの悩みといえば、雨。タープがあれば多少の雨風から身を守ることもできます。雨対策に大きな効果があるタープとはいえ耐水圧が低いタープだと長時間雨にぬれると雨が生地に浸透してしまいます。 タープを選ぶ際には耐水性もぜひチェックしましょう。

【耐水圧の目安】
小雨程度：500ｍｍ
通常の雨：1,000ｍｍ～2,000ｍｍ
大雨：3,000ｍｍ

タープの耐水圧は一般的に1000mm～2000mmあれば十分だと言われています。 最近の天候は急に大雨が降ることが増えてきているので天候が心配な時は、1000mm～3000mmほどの耐水圧のタープを選ぶのもおすすめです。 ただし、耐水性があがるとその分通気性が低くなり風通しが悪くなってしまいます。 利用する季節や天気予報に合わせて通気性の良いものを選びましょう。